熊野古道 玉置神社 上方散策
熊野三山   奥の院
 - 「玉置神社 : 石楠花」 - 
大峰奥駆の修験者の順縁逆縁双方向の拠点
 

玉置山境内の5月11日 
参拝日には  石楠花が咲いていた。
低木の 常緑広葉樹で 
標高1,000メートルの寒冷 地の 
紀伊山中の 当神社で  咲き誇って 
いました


         
 
 

鳥居クリック 境内説明

  本殿 クリック で 由来説明 石楠花 咲く 境内
 
 
 
神仏混淆のため 梵鐘や 大日堂では 金剛界 胎蔵界の 祭壇も
 
 

 

 
   

  吉野山から熊野まで、に至る間に 75の靡き(行場)を開き、熊野から入るのを順縁、
吉野から入るのを逆縁と言います。
   熊野から数えて十番目の靡にあたる玉置山は、人里遠く離れ、交通極めで不便な
紀伊半島の吉野:熊野のやまなみ雲海ははるか太平洋をを遠望する千古の霊場です。
  玉置神社(標高1,000メートル)の境内には 神代杉をはじめ 樹齢3000年の 
   老樹大樹が 杜と成り  荘厳な 玉置神社の 社殿が鎮座しています。
   訪問して 5月には 石楠花(しゃくなげ)が 咲き誇って いました。
大峰奥駆の修験者で賑わい、秋の紅葉 冬の樹氷や霧氷の世界、四季折々
   それぞれの魅力があり 心の安らぎと 充実が 得られる 霊地です。
                             玉置山  頂上(標高1,076メートル)

○ 紀元前37年崇神天皇、王城鎮護と悪魔退散の為、早玉神を奉祀されました。以来、
    玉置と名づけられました。
○ 7世紀後半、役行者が 大峰山を開き修験道の本拠地となり。玉置山は、大峰入峰
    修験の 順縁逆縁双方向の拠点として栄え、山伏姿の修験者の 往来が 増加。
○ 天安2年(858年)天台宗智証大師が、那智の滝に こもり後当山にて修法加持し
     本地仏を 祭られました。 これより以後玉置神社は神仏混淆となりました。
○ 神武天皇・景行天皇・天武天皇 清和天皇をはじめ花山院・白川院・後白河院・
      御嵯峨院などが参拝行幸されました。
      創建以来 元禄年間まで 十数回の造営修復はすべて国費で行われました
       また 役行者:弘法大師:智証大師などもこの地で修行されました。

         

 
 
 
   
石楠花 が 満開 でした。
   
 
 
           熊野奥駆道  
      所在地:アクセス
   奈良県吉野郡  
     十津川村玉置川一番

国道168号線十津川温泉より
      山道-駐車場あり
 
   
☆訪問撮影-2008.5.11
       天候:紀伊山中の当地は 霧あり   

←山頂(1076m)の
 石碑と
Hp管理人