- 「新 羅 善 神 堂」 -
滋賀県大津市園城寺町246
京阪石山坂本線別所駅 西へ5分
、
☆訪問撮影-2007.12.18 天候:晴☆
国宝 南北朝時代(貞和三年1347)
足利尊氏 によって 再興 された
・正面三間 側面三間 一重 流造
・向拝一間 桧皮葺
特徴
桧皮葺の流れるように軽快な屋根のカーブが美しく、また、欄間に緻密な透彫を施すほかは、目立った装飾を取り入れずに、簡素さの中に整った上品さを表す。
天台寺門宗総本山長等山園城寺の 境内に あるも 明治の 廃佛毀釋運動 および
明治元年3月に発した太政官布告 神佛分離令により 当新羅善神堂は 園城寺より
分離されています。
園城寺は 入山料(有料)ですが 当新羅善神堂は無料で 参拝できます。
新羅善神堂より 山道を 800米ぐらい 行くと
新羅三郎義光の墓
新羅三郎は、源義光のことで源頼義の子あたります。兄に源義家、源義綱がいます。
新羅三郎というのは園城寺の北院の鎮守新羅明神をまつる新羅善神堂の神前において
元服したことにちなむもので、兄も八幡太郎義家、賀茂二郎義綱とそれぞれ元服した神前に
由来する名を別に有しています。
義光は弓矢の道にすぐれ、後三年の役(1083−87)には、兄の義家を助けるため奥州へ
でむいて、清原氏の乱を兄に協カして治めています。
義光は1127年に没し、この墓が新羅三郎義光の墓といわれています。
昭和62年3月 大津市教育委員会
(掲示看板より)
※本殿も御本尊も 国宝の 超1級の 歴史的遺産である