- 「伊吹山麓」 と 泉神社「大清水」-

☆☆ー平成19年 9月13日(水) −天候 晴れー☆☆

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標高 1377 m  

{泉神社一大清水]

 上平寺口から西へ4.5kmだどれば伊吹登山口・上野の人口に至る。上野には三宮神社が鎮座する。伊吹山頂の一の宮、、中腹の二の宮に続く三の宮である。泉神社には室町時代の梵鐘、江戸時代の獅子頭が所蔵されており、境内の湧き水は平均気温11°Cの冷水で、1日の流水量は約4j00トンと豊富で良好な水質で、日本名水百道の一つに指定されている。
 「伊吹山麓に源を発し、石灰岩の岩間を縫い神社境内に湧き出したもので、ミネラルを含んだ清く、美しく、うまい水。平均気温11℃の冷水で、1日の流水量は約4,500トンと豊富で良好な水質である。」
   この水は、大智天皇がこの辺りを弓馬の繰練馬と定めて人々が住居を構えた際に水が湧吉川となった、という言い伝えから「大泉所」と呼ばれ、後に犬清水と改名された伊吹三名水の一つで、日本式尊の居醒の水、小栗肋重(小栗判官)が病の平痩を祈願された介乞いの水ともいわれる。 なお、醒ケ井の湧水も、日本式尊の居醒の水と伝わっている。

泉神社周辺 ー尹吹山麓
  岐阜県関ケ原町から滋賀県伊吹町に入り、最初の集落が藤川である。北国脇往還の宿駅で、
藤原定家の寓居跡が残る。その北西約L 5kmの上平寺は京極氏の居
館があったところ、集落の
背後の標高600〜700mのところには京極氏の根拠
地の一つ、上平寺城跡がある。
また弥高百坊跡の名も残っており、弥高護国寺が栄
えていたようすがうかがわれる。
  上野まての問に、左側に大清水の集落、右側には
弥高の集落がある。
弥高の集落の背後には弥高護国寺の法灯を受け継ぐ悉地院(真
言宗)がある。