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- 「寝物語の里」 と 野ざらし紀行「芭蕉の句碑」-
☆☆ー平成19年 9月13日(水) -天候 晴れー☆☆
ネモノガタリ
中山道柏原宿の東のはずれから、松並木の点在する旧中山道を1kmほど東へ道むと、ほどなく美濃国との境界の長久寺の集落に入る。その家並が終わるあたり、細い溝川が道路を横断している。
これが美濃・近江の国境である。
この辺りが昔から「寝物語の里」と呼ばれているのは、国境を挟んで宿屋があり、
壁越しに隣国の客と寝ながら話がでかたからだという。語り伝えられている物語として、その昔、この国境をはさんで美濃側に両国原、近江側に亀屋という宿が軒を連ねていたが、兄頼朝に追われ奥州へ逃れた剪義経を追って家臣の江田剪裁が両国原に泊まり、、宿の亭主に主人義経の武勇を話していると、近江側の亀原にたまたま宿をとっていた静御前がその声に気付き、ニ人は再会を喜びあったそしてニ人は寝ることも忘れ、壁ごしに夜が明けるまで話し合った、という伝説がある。
今は建て直されて「旧蹟寝物語」と彫られた石碑があるだけで、通る人も少ない
田古道であるが、ロマンに侵れそうである。
野ざらし紀行「芭生の句碑」
野ざらし紀行の芭蕉が熱田からの帰り
ここで詠んだ
「正月も 美濃と近江や 閏月」 の 句碑が あります。