神戸 須磨浦公園の近郷
塩屋 と ジェームス山
☆訪問撮影-2010.2.14 天候:晴☆ |
旧 グッゲンハイム邸 外観 と 内部
神戸市の西南に位置し、六甲山脈の西端、鉢伏山が海に迫る町、塩屋は明治時代より異人館が
建ち並び、貿易商、A・W・ジェームス氏によって昭和初期には 山の手にジェームス山と
呼ばれる 外国人の集落が造成されました。最盛期には120軒もの外国人住宅が建ち並んだとのことです。
その名残である、旧ジェームス邸、旧ジョネス邸、旧グッゲンハイム邸、などの現存する異人館は、
塩屋の町並みにダイナミズムを加えています。
戦後 地元の土地開発会社によって住宅地周辺の開発とともに再生が図られ、「何百もの桜と
何千ものツツジが植えられた巨大なプライベートパーク」といわれた旧住宅地は、再び外国人専用の
住宅地として生まれ変わっています。 住宅地の入口には象徴となっていたライオン像があり、
当時を偲ばせています。そのライオン像の前の岩船不動明王も、ジェームス氏が創建したりだそうです。
いまも「プライベートパーク」といわれる外国人専用住宅地で、現在は、住宅地全体が私有地で、
<立ち入り禁止・散策禁止>となっています