時雨殿

【小倉百人一首テーマ館「時雨殿」】

　平成15年］.1月に､京都商工会議所］.20周年記念事業の一環として（財）小倉百人一首
文化財団が設立され、昨年１月18日に任天堂の支援によるハイテク機器を使用した小倉
百人一首テーマ館として開館しました。
　（財）小倉百人一首文化財団では、講演会・シンポジウム等の開催、カルタ競技大会の
開催、絵画・工芸・書・染織等の展覧会、現代版「百人一首」の公募など、百人一首を題
材にしたさまざまな芸術・文化事業を行っていますが、今後、嵐山・嵯峨野地域に百人一
首の歌碑百基を建立し､歌碑巡りなどのイベントも開催する予定だそうです。
　さて「時雨殿」は、デジタル映像技術や携帯端末など、ハイテク機器を使用して新しい百人
一首の世界を体験できると話題を集めていますが、まずは、「ニンテンドーフロアビジョン」。
これは、床面に敷かれた45インチ70枚の液晶ディスプレイで表した京都の町を散歩する
仕掛けで､紫式部や清少納言の家を探し出したりすることもできます。
　また「体感かるた五番勝負」では、65インチ液晶に投影される「歌人」達とバーチャル
かるた取り対戦ができます。
　　２階は、平安時代の様子を再現した展示場で、古いさまざまな「カルタ」を閲覧することが
できます。