大正ロマンのたたずまい
旧 豊 田 佐 助 邸
豊田佐助は、自動織機の発明で世界に名を馳せ、現在のトョタグループの礎と
なった豊田佐吉(1867〜1930)の実の弟で、生涯にわたって佐吉を支えた実業家。
 住宅は大正12年(1923)に建てられた。当時は長塀町に佐吉邸、白壁町に豊
田喜一郎邸(佐吉の長男)と豊田利三郎邸(喜一郎の義弟)もあったが、現存するの
はこの豊田佐助邸のみ。
 本邸は白いタイル貼りの木造洋館と、広い間取りの和絃からなる邸宅で、
敷地1898u 建物延面積510u の 和館と洋館からなり
1階は洋式の応接室が3部屋あり。当時の邸宅は来客を洋館で接待し、
家族は和室を住居とする合理的な暮らしを両立させるように
なっていたようだ。現在は名古屋市が管理していて一般公開されている。
                                         ☆訪問撮影-2010,1,13 天候:晴☆
所在地:アクセス
  名古屋市東区主税町3丁8番
 地下鉄 
   高岳駅下車、南へ徒歩10分
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佐助宅