☆訪問撮影-2010,1,13 天候:晴☆
文化のみち 二葉館
川上 貞奴、明治4年7月18日(1871) - 昭和21年(1946)12月7日)は、
明治から昭和にかけての女優。
貞奴は、伊藤博文が 水揚げの相手で、名実共に日本一の芸妓。
1894年、自由民権運動の活動家で書生芝居をしていた川上音二郎と結婚した
エキゾチックな日本舞踊と貞奴の美貌が評判を呼び、瞬く間に欧米中で空前の人気を得た。
1911年に音二郎が病で死去 大々的な引退興行を行い、『日本の女優第一号』として舞台から引退。
福沢諭吉の次女ふさの婿で、福沢家の養子 実業家・福澤桃介との関係も話題を呼んだ
1920年頃、2人は同居を始めた。2人が名古屋市内で住んだ邸宅は「二葉御殿」と呼ばれ、
政財界など各方面の著名人が集うサロンとなった。
2人のロマンスは、1985年にNHK大河ドラマで『春の波涛』の名でドラマ化された。
川上貞奴 :松坂慶子
川上音二郎 :中村雅俊
岩崎(福澤)桃介 :風間杜夫
福澤房子(本妻) :檀ふみ
1946年、膵臓癌により死去。享年75。その亡骸は、貞照寺に埋葬された。
貞照寺は 昭和8年 木曽の清流のほとり約6000坪に 私財を投じて建立した
真言宗智山派の寺で 諸芸上達 芸能の寺 として 信仰されています。